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〒630-8337 奈良市脇戸町3番地
当館館長の高木厚人が2024年3月末で大東文化大学教授を退くにあたり、「大東退任一区切り」と銘うった4期にわたるイベントが企画され、その第3弾として奈良市杉岡華邨書道美術館では、長年作品のテーマとしてきた「源氏物語」に焦点を当てた作品を紹介いたしました。
杉岡華邨は、臨書を古典や手本を見ながら書くただの摸倣ではなく、臨書対象の美に感動し、その美を再現する主体的な行為であると考えました。本展では華邨の書作品からその制作論、造形理論を学ぶ際に、臨書の手本とすべき作品を集めて紹介。
現代書壇において作家の教育に大きな役割を果たしてきた書の専門教育を行ってきた大学に注目し、その大学で書を専門に学び、現在書壇をはじめ各方面で活躍する方々を紹介するシリーズ展の第3回目として、京都教育大学で書を学んだ方々を紹介。
杉岡華邨生誕110年の記念展として、現代かな書を代表する作家として昭和の三筆とも称される日比野五鳳の作品と、その師から多大な影響を受けながらも自らの書風を模索した華邨の書を合わせて紹介。
松﨑春川氏、中正氏が親子二代にわたり蒐集活動された、平安時代の古筆や天平期の古写経など貴重な作品を収めた成田山書道美術館所蔵の「松﨑コレクション」を3期にわたりご紹介する企画展覧会の最終回。
昭和15年文検に合格し本格的に書の道を歩み始めた杉岡華邨は、吉澤義則の著書に傾倒し、日本語を書くかなを専攻しようと決意し、書家であり歌人で国文学者であった尾上柴舟に教えを請い、その筆からリズミカルな音が聞こえることに驚き、線を響かせるための鍛錬の重要性に気付きました。本展では、杉岡華邨が尾上柴舟門下で粘葉本和漢朗詠集の精習に励んだ時代の作品や、尾上柴舟の歌などを書いた作品を紹介しました。
現代書壇において作家の教育に大きな役割を果たしてきた書の専門教育を行ってきた大学に注目し、その大学で書を専門に学び、現在書壇をはじめ各方面で活躍する方々を紹介するシリーズ展の第2回目として、杉岡華邨も長年教壇に立ち後進の指導に尽力した大阪教育大学で書を学んだ方々を紹介。
文化勲章受章者で当館初代館長の杉岡華邨が逝去し10年ととなった節目の年に相応しい展覧会として、華邨の代表作を一堂に集め、華邨自らが作品について語った言葉や、いろいろな方々の好きな華邨作品についての言葉を添えてご覧いただきました。
平安時代の古筆や天平期の古写経など貴重な作品を収めた成田山書道美術館所蔵の松﨑コレクションを3期にわたりご紹介する企画展覧会の第2回展。
2019年1月に急逝した当館前館長の佐伯華水氏を追悼し、その業績を振り返る展覧会。佐伯華水氏は昭和35年奈良教育大学書道学科を卒業と同時に杉岡華邨に師事。平成13、14年に日展特選を連続受賞するなど作家として活躍する一方、幼稚園から中学、高校、大学、カルチャースクールなど幅広く書の指導に努めました。その書は、西大寺清浄院住持・佐伯龍幸師と結婚したことで自らも得度し、仏教を深く学び実践したことにより、華邨の求めた「心の書」と呼べるものだったのではないでしょうか。
現代書壇において作家の教育に大きな役割を果たしてきた書の専門教育を行ってきた大学に注目し、その大学で書を専門に学び、現在書壇をはじめ各方面で活躍する方々を紹介するシリーズ展の第1回目として、奈良教育大学で書を学んだ方々を紹介。
華邨の思想性や精神性に注目し、その人間性を感じさせる作品や華邨が目指した「心の書」の世界を物語る作品を紹介。
平安時代の古筆や天平期の古写経など貴重な作品を収めた成田山書道美術館所蔵の松﨑コレクションを3期にわたりご紹介する企画展覧会の第1回展。
当館収蔵の華邨作品より、新春の風物詩となっている現代書道二十人展と、華邨が主宰した臨池会の新春展に出品された作品を集めご紹介しました。
開館20周年記念として、10年前に開催した日本代表書作家展の回顧展を4期にわたり開催いたしました。平城遷都1300年祭を彩った奈良万葉の詩歌を題材とした現代書壇を代表する102名の作品をご紹介しました。
第1期 令和2年6月27日(土)~8月10日(日)
第2期 8月15日(土)~9月27日(日)
第3期 10月3日(土)~11月15日(日)
第4期 11月21日(土)~令和3年1月11日(祝・月)
平成26年第1期「上代様からの再出発」、同27年第2期「大字かなの先覚者」、同30年第3期「現代かなの成立」に続く近現代かな書の流れシリーズの第4期です。明治中期に上代様に立ち返ることで芸術としての活力を取り戻したかな書が、平成さらには令和の時代を迎え現代の芸術としていかに展開しているのかをご紹介いたしました。
本展は、日本有数の書のコレクションを有する成田山書道美術館にて、昨年明治150年を記念して開催された特別展「開館25周年記念成田山書道美術館名品選 明治150年の書道」より厳選した作品を3期に分けてご紹介いたしました。
Ⅰ期 混沌の時代〈明治〉
令和元年10月5日(土)~12月1日(日)
Ⅱ期 書壇の確立〈大正・昭和前期〉
令和元年12月3日(火)~令和2年2月9日(日)
Ⅲ期 新生と爛熟、これから。〈昭和後期・平成〉
令和2年2月11日(祝・火)~4月12日(日)
新天皇が御即位され、平成から令和へと新たな時代が始まりました。新元号、令和の出典は日本最古の歌集である万葉集で「美しい調和」との意味が込められているとされています。杉岡華邨もまた「万葉集を読むと、古代日本人の感情が赤裸々伝わってくる。大らかな古代人の叙情が、感動をそのまま自然に表出しており、非常にわかり易く、親しみを感じる」と語り、多くの万葉集の歌を題材としてきました。本展では当館収蔵の華邨作品の中から、万葉の歌をテーマにした作品を集め紹介しました。
関東を中心に活動する謙慎書道会について紹介するシリーズの第5回展。日本芸術院賞受賞者で日展参事、謙慎書道会副理事長、青藍社主宰等歴任された殿村藍田にゆかりのある書家として選抜された21人の作品を一堂に紹介しました。
本展では未発表や展覧会で発表以後一度も公開されていない作品、当館収蔵作品では比較的少ない平成10年代以降の細字小品や着物や帯、陶器に書かれた貴重な作品など、平成25年の新収蔵作品特別展以降に収蔵された華邨作品を紹介しました。
明治時代にかな書を芸術として復興させた第1期「上代様からの再出発」、続く大字かなの時代を切り開いた第2期「大字かなの先覚者」を経て、かな書のさまざまな表現を模索し現代のかな芸術を育て上げた作家を紹介。独自の書法を確立して日本芸術院会員となった鈴木翠軒、書道史、古筆研究でも活躍し戦後書壇の復興に尽力した飯島春敬、尾上柴舟に師事しいち早く大字かなの研究を行った仲田光成、女流書家で初の日本芸術院賞を受賞した大石隆子のほか、現代かな書壇に続くさまざまなかな表現に挑戦した深山龍洞・西谷卯木・森田竹華・今関脩竹・杉岡華邨・平田華邑・伊藤鳳雲の作品を一堂に集めた。
当館収蔵の華邨作品より、夏の暑さをふと忘れられるような涼を感じる作品を集めて紹介しました。
日本で初めて書を意匠に用い、杉岡華邨も参加した奥の細道切手シリーズは、松尾芭蕉の奥の細道出立から約300年となる昭和62年から平成元年までに10集が発行されました。それから30年、後に数々の合作を残す中路融人画伯との出会いのきっかけとなったこの貴重な切手原画を、郵政博物館よりお借りして紹介しました。
古筆の散らしを念頭に置きながらも大字作品の表現を模索した初期の代表作「鹿」や変体仮名を活用して漢字作品のような迫力を持った「菜摘ます子」、中路融人画伯との合作で書画一体の雄大な景色を表現した「万葉の花」など、造形美を超えた華邨の人間性を表現した大作を紹介しました。
関東を中心に活動する謙慎書道会について紹介するシリーズの第4回展で、信山バリと呼ばれる独自の書風を生み出すと共に、教育者として戦後書道教育振興に尽力した上條信山の門流をテーマに、上條信山を師とする書象会より選抜された作家の作品を一堂にご紹介しました。
艶のある引き締まった線で継色紙の散らしを意識した日展初入選の「はるの田」(昭和26年)、尾上柴舟のもとで鍛えた線と日比野五鳳の教えで取り組んだ西行風のリズムを持つ日展特選の「香具山」(昭和33年)をはじめ、粘葉本和漢朗詠集の臨書で鍛えられた線や、王朝文学、特に源氏物語を通して学んだ料紙の色や模様の変化と調和が発揮された華邨の細字をご紹介しました。
平成28年秋に「東アジア文化都市2016奈良」に協賛し開催した「中国書法から影響を受けた日本の漢字書家―碑学派、帖学派とその周辺―」展に引き続き「かな作家のさまざま」展を開催いたしました。本展では、現代書壇を代表する物故かな作家の作品を一堂に集め紹介します。日本独自の文化であるかな書においても、王羲之を中心とした中国書法から影響について検証することで、東アジアの書文化の振興と文化交流の一助となれば幸いです。
本展では、奈良市杉岡華邨書道美術館の収蔵作品より冬から春の季節の変化と迎春、春のよろこびをテーマとした杉岡華邨作品を紹介しました。厳しい冬をのりこえ春の到来を感じた万葉人の歌、「春日の山」(平成6年)や、若山牧水が冬の雄大な富士山の姿を詠んだ「富士の白雪」(昭和49年)など日展出品の代表作をはじめ、冬から春への季節の変化を書いた華邨の作品を一堂にお楽しみいただきました。
「東アジア文化都市2016奈良市」に協賛し、「中国書法から影響を受けた日本の漢字書家」展を開催いたしました。日本の書文化は文字伝来の時代から、常に中国書法の影響を受け発達してきました。本展では、中国書法の影響を受けた現代書壇を代表する物故漢字作家の作品を一堂に集め紹介します。帖学や碑学と言った立場の違いはあっても、書の源流を中国書法の求め、多大な影響を受けている日本の書を再認識することで、東アジアの書文化の振興と文化交流の一助となれば幸いに存じます。
本展では、奈良市杉岡華邨書道美術館の収蔵作品より斎藤茂吉の歌を書いた杉岡華邨作品を紹介。華邨は故郷への想いを込めて詠んだ茂吉の歌に感動し作品制作のきっかけとしました。代表作である「最上川」は、中路融人画伯との合作で、ゆったりと流れる散らしが最上川の豊かな流れと絶妙の調和をみせる、華邨の本領が発揮された作品です。また、華邨の故郷に近い伯母峰峠を詠んだ「伯母峰」(平成10年)など、華邨の多彩な作品をお楽しみください。
関東を中心に活躍する謙慎書道会について紹介するシリーズの第3回展で、一作一面貌と評される多様な作品により書のモダニズムを現出させた文化勲章受章者の青山杉雨の門流に注目します。青山杉雨を師とする日本芸術院賞受賞者の樽本樹邨氏と、氏が会長を務める轟友会の19人の作家の作品を一堂に紹介。
当館収蔵の杉岡華邨作品より昭和37年から平成元年を中心に展示します。これは華邨が49歳から76歳までの期間で、2度の日展特選を受賞した後、自らが求める美を積極的に模索し始めた華邨が、独自の造形理論の原型を作り上げ、生涯を代表する多くの作品を制作し、日本芸術院会員に就任するまでの時代です。日展文部大臣賞受賞作「酒徳」(昭和53年)をはじめ、師の日比野五鳳からも激賞された「呼子鳥」(昭和57年)など、華邨が作家として最も成長し、充実した活動を行った時代の作品を一堂に紹介。
近現代かな書の流れを検証するシリーズの第2回展。大字かなを全国に普及させるために活躍した七人の作家、いわゆる「大字かな運動の七人の侍」を紹介します。
出展作家 安東聖空・田中塊堂・内田鶴雲・桑田笹舟・日比野五鳳・
谷辺橘南・宮本竹逕 (敬称略・生年順)
本年8月4日に奈良市杉岡華邨書道美術館は開館15周年記念となりました。本展では、書道愛好者および一般の方々からのアンケートにより選ばれた華邨作品を一堂に展示します。
杉岡華邨の書斎の一部を再現公開 期間7/18~8/16
関東を中心に活躍する謙慎書道会について紹介するシリーズの第2回目で、一作一面貌と評される多様な作品により書のモダニズムを現出させた文化勲章受章者の青山杉雨の門流に注目します。青山杉雨を師とする日本芸術院賞受賞者の梅原清山氏と、氏が顧問を務める寄鶴文社の21人の作家の作品を一堂に紹介しました。
新春から春の和歌や俳句を題材にした杉岡華邨作品を紹介しました。艶やかな線が美しい日展初入選作「はるの田」、かな書を蝋結染で着物のデザインに生かした「春光」、良寛の純粋な歌を大らかに書いた「春を喜ぶ」など、華邨のかな書の世界を紹介しました。
奈良・大和路を撮影したことで知られる写真家・入江泰(明治38年-平成4年)と、かな書の第一人者・杉岡華邨(大正2年-平成24年)による初の合同展。奈良を愛した歌人・會津八一の詩歌を題材に、入江泰が撮影した写真と杉岡華邨が書いた書を一堂に紹介。同時に、奈良市写真美術館で万葉集を主題とした「写真と書で綴る万葉の世界」展を開催。
本展では、夏の和歌や俳句を題材とした杉岡華邨作品を中心に紹介。出展作品はアララギ派の歌人、ホトトギスの俳人によるものをはじめ多岐にわたり、蝉の声や夕顔の花、入道雲など日本の夏の自然を彷彿とさせる情景を、杉岡華邨の書を通して感じて頂ければ幸いです。
明治から平成にかけてのかな書の変遷を数回に分けて検証するシリーズの第1回展。ながらく御家流を筆頭とする流派書道が中心だったかな書が、明治維新を経て明治中期になり、伝統的日本文化が見直される中、平安中期に完成した「上代様かな」を範とする新たな動きが始まります。本展では、上代様を復活さえ、古筆学の研究と古筆資料の普及し世に広めた先駆者たちを紹介。
杉岡華邨は昭和61年から平成12年の15年間、現代書道二十人展に出展していました。それは華邨が自らの書風を開花し円熟させていった時代であり、書壇を代表する巨匠作家から大いに刺激を受けると共に、自らの書的地盤の豊かさと作風の多様性を自由に示すことが出来る格好の場でした。本展では、華邨が現代書道二十人展で発表した作品の数々をご紹介。
関東を中心に活動され全国最大規模を誇る謙慎書道会より、書家として初の文化勲章を受章された昭和を代表する書の巨人・西川寧の門流に注目し、新井光風を中心に猗園文会から選抜された先生方の作品を紹介。
奈良市杉岡華邨書道美術館の収蔵庫棟増築工事に伴う臨時休館期間に、なら工藝館にて杉岡華邨作品展を開催します。華邨が多くの作品で用いた万葉集や良寛、会津八一の歌に注目し、3期にわたって紹介する展覧会。
平成25年2月、3月に東京・大阪で開催された「追悼 生誕100年 杉岡華邨展」より選抜した作品を、華邨が生まれ育ち、作品制作の場とした奈良でご紹介。文化功労者で日本画家の中路融人先生との合作6点や着物に書かれた作品が一堂に展観される大変貴重な展覧会。
当館館長の高木厚人が2024年3月末で大東文化大学教授を退くにあたり、「大東退任一区切り」と銘うった4期にわたるイベントが企画され、その第3弾として奈良市杉岡華邨書道美術館では、長年作品のテーマとしてきた「源氏物語」に焦点を当てた作品を紹介します。
華邨が自身の書風を開花させ円熟純化させていった時代に当たる、現代書道二十人展に出展した昭和61年から平成12年の15年間に焦点を当て、華邨と共に同展で作品を発表していた作家を紹介します。華邨が作家として最も活躍した時期の日本書壇を総覧し、現代書壇の礎を築き牽引してきた書家たちの偉業を顕彰しその時代性を振り返り紹介。
書だけでなく美術芸術分野の第一線で活躍されている研究者、評論家の先生方に、それぞれの視点でお選びいただいた杉岡華邨の代表作を中心に紹介。
【作品選定者】島谷弘幸先生(東京国立博物館副館長)、西嶋慎一先生(書道文化研究家)、小野寺啓治先生(美術評論家)、田宮文平先生(美術評論家)
現代書壇を代表する漢字作家で、文化功労者であり日本芸術院会員の古谷蒼韻氏と、氏が会長を務める興朋会の代表的な作家の作品を紹介。
奈良市杉岡華邨書道美術館収蔵の杉岡華邨作品の中から、変体がなや連綿が少なく読みやすい作品や、近代、現代の歌や言葉を題材にした作品など、かな書をより身近に感じて頂ける作品を中心に紹介。
杉岡華邨は大正2年奈良県吉野郡下北山村に生まれ、平成25年3月には生誕百年を迎える現在もなお、新たな作品を生み出し続けています。新たに寄贈された杉岡華邨作品と、華邨の意思を継承しながらも独自の書風を開拓し一層の進化発展を目指す20名の門人の作品を紹介。
奈良市杉岡華邨書道美術館収蔵の杉岡華邨より、横長形式の作品に焦点を当て、その作風や構成方法の変化を年代を追って紹介。
大正13年京都府宮津市に生まれ、広津雲仙、辻本史邑に師事し、日本芸術院賞を受賞されるなど、現代書壇を代表する巨匠としてご活躍中の尾崎邑鵬氏の作品に加え、その意思を継承しながらも独自の書風を開拓し一層の進化発展を担う30名の門人の方々の作品を一堂に紹介。
奈良市杉岡華邨書道美術館開館10周年を記念し、平成12年8月から同14年3月まで開催した5期にわたる開館記念特別展を振り返る。
各展覧会より選りすぐりの作品を選抜し、杉岡華邨の代表作を一望する展覧会です。
「日本代表書作家展」の奈良市杉岡華邨書道美術館での公開の第3期として、関東を中心に活躍する漢字・調和体・篆刻の作品を紹介。
「日本代表書作家展」の奈良市杉岡華邨書道美術館での公開の第2期として、かな作家の作品を中心に紹介。
「日本代表書作家展」の奈良市杉岡華邨書道美術館での公開の第1期として、関西の漢字篆刻作家の作品を中心に紹介。
平城遷都1300年を記念して、現代書壇を代表する102名の書家による、奈良・平城京を素材に新たに制作した作品を一堂に紹介。
会 場 奈良市美術館(イトーヨーカドー奈良店5階)
平城遷都1300年を記念して、当館収蔵の杉岡華邨作品より、奈良や万葉集にちなんだ詩歌を題材として書かれたものを集めて紹介。
普段見ることができない個人が所蔵されている杉岡華邨作品を一堂に集め紹介。
当館収蔵の杉岡華邨作品から、俳句を書いた作品を中心として展示。
俳句を題材とした場合の散らしの方法を通して、杉岡華邨の散らし理論を紹介。
奈良にゆかりのある著名な書家を紹介するとともに、その意思を継承し活躍する門人の作品を同時に展観するシリーズの第2回。
奈良県在住で日本芸術院賞受賞者の甫田鵄川先生とその門人の先生方の作品を一堂に紹介。
平成20年4月から6月にかけて、千葉県の成田山書道美術館で開催された「成田山新勝寺開基一〇七〇年祭記念 杉岡華邨展」出展作品より精選した37点を紹介。杉岡華邨の60年にわたる書業から珠玉の代表作を展示。
現代かな書の中心的な潮流を築いた関西のかなを紹介するシリーズの4回目。奈良を中心に活躍する作家の作品を一堂に展示。
当館収蔵の杉岡華邨作品から、日展作品を年代順に紹介するシリーズの第2回で、昭和52年から平成11年までの作品14点を展示。
現代書壇を代表する奈良在住の書家・今井凌雪と、その意思を継承し活躍する門人の作品を紹介。
杉岡華邨作品の中から、新年や春の訪れを祝う歌を中心に紹介。
現代かな書の中心的な潮流を築いた関西のかなを紹介するシリーズの3回目。大阪を中心に活躍する作家の作品を一堂に展示。
当館収蔵の杉岡華邨作品から、日展作品を年代順に紹介するシリーズの第1回で、昭和52年までの作品を展示。
奈良を代表する諸寺(元興寺・興福寺・西大寺・大安寺・唐招提寺・東大寺・法隆寺・薬師寺(五十音順))で、現在ご活躍中の高僧の書を展示。
帖・巻子・冊子など机上作品を通して杉岡華邨の初期細字作品を一望する展覧会。
現代かな書の中心的な潮流を作った関西のかな、その中から神戸を中心に活躍した作家の作品を紹介。
杉岡華邨作品の中から半切縦作品を集め、年代順に展示することにより、時と共に完成、純化していく杉岡華邨の大字かな作品をお楽しみ頂きます。
芸術家に対する国内最高の賞である日本芸術院賞受賞作品の中から現在活躍されている書家の作品を集め展覧しました。
当館館長の高木厚人が2024年3月末で大東文化大学教授を退くにあたり、「大東退任一区切り」と銘うった4期にわたるイベントが企画され、その第3弾として奈良市杉岡華邨書道美術館では、長年作品のテーマとしてきた「源氏物語」に焦点を当てた作品を紹介します。
京都を代表する近・現代のかな書家の作品を一堂に紹介しました。
古来より墨や筆など書関係の産業が盛んな奈良市内には、個人所蔵の貴重な書作品が多数あります。
シリーズの第1回目となる企画展「まちに眠る名品展①-松井茂雄コレクション-」では、奈良の製墨会社㈱墨運堂様にご協力をいただき開催致します。先代の取締役社長の松井茂雄氏は書家との親交が厚く、数多くの書作品を収集されました。そのコレクションの中から、一部を紹介しました。
生活の中の書に焦点を当て、着物や屏風などの作品を多数公開しました。
関東かな書壇を代表してきた女流作家、熊谷恒子・大石隆子・堀桂琴・森田竹華・筒井敬玉(生年順)の作品を集めた展覧会。
開館5年目を迎え、新たにご寄附頂いた収蔵作品や当館では未公開の作品を中心に、過去の代表作とともに紹介する杉岡華邨作品展。
元興寺(極楽坊・塔跡)・興福寺・西大寺・大安寺・唐招提寺・東大寺・法隆寺・薬師寺(五十音順)の近・現代の著名な僧侶の書を集め紹介します。
杉岡華邨作品の変遷を3期にわたって紹介する第3回目。平成元年(76歳)から現在までの作品を紹介します。
一時代を作ったかなの巨匠、尾上柴舟・日比野五鳳、二人から教えを受けた杉岡華邨。この三人の作品を一堂に集める。
杉岡華邨作品の変遷を3期にわたって紹介する第1回目。
日展初入選作「はるの田」を始め、日展特選作「香具山」「鹿」、初期の頂点を示す「大和三山」「みほとけ」など、63歳に至る50点余りを展示。
奈良県代表作家展に続き、奈良県在住で昭和生まれの、現在活躍著しい書家の作品を一堂に集めた展覧会。
杉岡華邨作品から冬から春にかけて、季節を感じさせる作品を集めた展覧会。
奈良にゆかりの深い大正から平成の書家から活躍著しい方々の作品を一堂に集めた展覧会。
禅僧にして歌人であった良寛は、その慈愛に満ちた詩歌や書により、多くの人を魅了し続ており、杉岡華邨もまた良寛を思慕する者の一人である。
杉岡華邨作品より良寛の詩歌を題材としたものを集めた展覧会。
書の分野で文化勲章を受章された五人の作家、西川寧・金子鴎亭・青山杉雨・村上三島・杉岡華邨の作品を一堂に集めた展覧会。
書家・杉岡華邨が長年にわたり築き上げてきた、人間としての思想性を託した中字・大字の作品を中心とした展覧会。
かな書の中でも流麗にして繊細な筆致が特徴である細字。その中でも特に優美で雅趣に富むと評される、杉岡華邨先生の細字作品を中心とした展覧会。
万葉集や会津八一など、奈良・大和に関わる古今の歌を題材とした作品を集めた展覧会。
かな書の独特な空間美を演出する「散らし」。様々な散らしの作品を集め、その美しさに注目した展覧会。
杉岡華邨先生の六十年にわたる書作家としての業績を網羅した、各時代ごとの代表作を集めた展覧会。